時と場合によっては嘘をついても良いということを知った小5の冬

お題「自分が大人になったなぁ~!と感じた瞬間の出来事って?」

 

久々のお題のブログ投稿です。

私は小学生だった頃は特定の教員から冷たい対応をずっとされ続けてました。当時は何も言い返せない引っ込み思案だった私の人柄がそうさせていたのだろうと思います。今改めて思い出すと何でこんな事で傷付いていたのかというものなのですが、お前の母国は第二次世界大戦で日本に甚大な被害に合わせた、広島や長崎に原爆を落とした、戦後の日本経済や政治を裏で操ったなど、それアメリカだろと今なら即座にツッコミをいれるものや私が無口なことをネチネチネチネチと言われ続けました。特に容姿イジリが酷く、顔だけガイジンとよく笑われてました。


時は流れ、小学校も高学年となり背だけでなく態度もデカくなったある時。大して仲がいいわけでもないクラスメイトから、このまま言われっぱなしでいいのか、あんたが何も言わないからアイツ調子こいているんだよみたいなことを言われ、心の中で何かが弾け飛びました。
その数日後、例の教員が私の両親を揶揄するような事を言ってきたので、やるなら今だと思い、初めて反撃しました。


「先生、CIAとかモサドとかKGBってご存知でしょうか。私の父はイギリスではそのような仕事をしてました。今まで先生から受けてきた仕打ちを父に全て報告します。後のことは知りません。先生今までありがとうございました。」


もちろん、父はそのような映画や小説に出てくるような何かの役のような人ではなく普通の会社員です。しかし、自分を守るためとは言え嘘をついたことに強く罪悪感を持ちました。帰宅後、父に例の教員から受け続けてきた仕打ちと初めて反撃したことを泣きながら話しました。ところが、怒られるどころか今まで気が付かなかった申し訳ない、とギュッとハグして肯定してくれました。その日の晩に例の教員が我が家に来て玄関で泣きながら土下座して謝っているのを隠れながら見てました。「命だけはお助けを」って現実社会で初めて聞きました(笑


時と場合によっては嘘をついても良いというのを身をもって知ったことが、今回のお題の大人になったな〜と思う所でした。